生きる

10年以上患ったうつ病が寛解してなんとか生きてます

過去を遡れば、やっぱり「幸せ恐怖症」・・・現状は?

8月12日にこんなことを書いている

なんかさーーーーーーーーーーーーー
すごく調子のいい時に
ガクって落ちるって、ありがちなんですけどーーーーーーーーーーー!
私、自分が幸せになることに罪悪感を感じるっていう、あれなのかあ?????
全く自覚症状が無いんですけど!

仕事で調子が良かった時と

仕事が行き詰まったことから気分転換に部屋の模様替えをして絵を描き始めた時、

確かに、急にやる気が出なくなって「なんでだー調子良かったのになあ」

というのを思い出して「自覚症状が無い」って言ってるんだけど。

ほんとうに自覚症状、無い。

怖いなんて気持ちは全然無かった。

母もそういうことに関しては私を褒めることが多い。作品を見せると良く評価してくれるので、必ず見せに行く。そこに不自然さとか期待はずれな感じを思ったことは無い。

ただ、忘れてたけど、嫌味のようなことは言われたな。

「あなたはいいわね」的なこと。

特に模様替えに関しては、

「私はお父さんが嫌がるから一生、自分の好きなようになんかできないわ。」

とか言ってて、バカじゃねえの?って思った。

文句は言われながらも結局はある程度好きなようにやってるじゃん。お金を使わないし大きな物を捨てられないだけじゃん。ある程度思いきらなかったら見栄えの良い部屋になんかならないよ。人のせいにばかりするなよ。

ムカついたってことは、やっぱ、罪悪感を掻き立てられたってこと?

ほんと、自覚無いわ~~~。

 

でも、もっと前のことだと、ものすごい恐怖を感じてた。

結婚の時、妊娠した時、マンションを買った時、

もうほんとうに怖くて怖くて仕方なかった。

そもそも、私のうつが始まったのは一人暮らしをしていた29歳の時。当時、うつ病って今みたいにあまり一般的に知られていなかったので、その不調がなんなのかさっぱりわからなかった。時々ぶっ倒れて寝込みながらも、騙し騙しバイトとかしてた。

結婚したのが30歳の時で、結婚したくてしたんだけども。

 

そもそも、自分が結婚とか子供とか、そんなことはずっと、考えてもいなかった。

考えるだけでも恐ろしいことだった。

自分の未来について考えることは、子供の頃からずっと、怖い。今でも怖い。

特に結婚して人と一緒に暮らすなんて、

「私の本性がバレたらどうしよう・・・」

何しろ、子供の頃から生きる気力がない、しょうがないから生きてる感じ。

そんな奴、誰にも愛されるわけない。

今はそういうのはあまり無いけど、未来は怖い。具体的に何かを考えると身がすくむような感じがして思い描けない。

 

そういうわけなので、結婚式の前の1ヶ月はかなりうつで寝込んでたし、

当日は泣けて泣けてしょうがなかった。

回りは嬉しくて泣いていると思ってただろうけど、違った。

「絶対に幸せになってやる!」って思ったら泣けて泣けてしょうがなかった。

変だよなあ、こんな花嫁いないよなあ。

幸せになろうとするのになんでこんなに力んでるんだ。これからエベレストにでも登るような気分だった。

 

不幸なのは、結婚相手が私のこの不調を見ていてそこから目をそらす人だったこと。結局、結婚してからずっと、波はあってもずっとうつで、なんとか頑張って持ちこたえていた。

彼の感じは「時々すごく元気がなくなるけど、ほっとけばまた元気になるからまあいいや」で、うつ病とわかってからもずっとそういう感じだった。私が「もう無理」と家を飛び出してからうつ病やその他のことについて色々と真剣に調べだした。遅すぎるし。

また、「女性に家の主導権を握られたくない」と思っていたようで、冗談のような感じにして、私を見下すようなことをよく言っていた。私はものすごく傷ついていた。でも何も言えなかった。「言われても仕方ない」と思ってた。

あ~あ、最悪。。。。。。。こんなの私じゃない・・・・・・・・・・。

まあ、大体において私は男性と付き合うと相手の思いを汲んでそのとおりに演じることをやりがち。相手が安心させてくれるような人だと、ある程度は素直な感情が出せる。わざわざ、不安を煽るような人と結婚した。

「でも、それが私なの!」by 娘

そんな事絶対に言えない。今でもちょっと難しいだろうな。

娘によれば「パパとママがなんで結婚したのかさっぱりわからない。全然価値観が違うじゃん!」はい、すいません。今の私はとっても私らしいんですが、あの頃はこういう私じゃなかったんですよ・・・・・。

 

妊娠した時は「どうしよう、私が子供を作るなんて・・・・」だったけど、お腹が大きくなるにつれて、喜びも出てきた。妊娠中は特に夫が優しかった。

もう、これが怖くて怖くて仕方なかった。

自転車の後ろに座りながら、「こんな幸せが続くはずがない」と、夫に気付かれないように泣いていた。ああ、もう、どうしようもない・・・・・。

 

そうだよなあ。こういうことって若い頃はものすごく多かったんだ。忘れてたけど。

最初に付き合った男の人はうちの父に匹敵するくらい変な人で、怖くて怖くてしょうがなかったんだけど、この人と結婚相手以外の人との付き合いではとても幸せを感じていた。相手と同じ気持ちで見つめ合うだけで、嬉しくて泣いていた。泣くほどのことじゃない、ふつーのことなんだが。とにかく私は安心したことが無かった。愛されていると感じたことが無かった。だから泣かずにいられなかったんだと思う。

 

ああもう、なんなんだ。かわいそう過ぎる。。。。。。。

 

まあなあ、そういうことがたくさんあったので、

一回目の10年以上続いたうつが治ってからはずいぶん自分らしい自分になったけど、それまではかなりおかしい、っていうか、道化の自分はすっごく頑張っていたけど、本当の自分が完全に取り残されていた。

 

ああ、うつが治ってからもあったかあ・・・・。

今の家では生活空間が1階と2階に別れているので楽だけど、前の家は平屋だったので家族から受けるストレスが多かった。

うつから復活して仕事を始めた私に友達ができた。わたしのことをとてもリスペクトしてくれていた。このリスペクトがとっても居心地が悪かった。褒められると「私はそんなんじゃない」ってのがあって、わざわざ「こんなことは別に誰にでもできることだし」とか言って「なんでそんな事言うの?」って言われた。この人からは「もっともっと輝いていいんだよ!」なんていう言葉ももらった。そうなのかもしれない・・・・と思いながらも、なんだが雲の上を歩いているようで、全く実感がなかった。

彼女に近い人たちとも関わるようになって、とても楽しい時間を過ごすことがあった。しかし・・・・・家に帰ると、変な感覚に襲われる。確かにそれは現実なのに、夢でも見ていたような感覚に陥るのだ。こんなに幸せなんておかしい・・・・家に帰ると地獄の日々で、こっちだけが自分の現実のように感じていた。

 

あーあ、すっごい病んでるな!!!!

で、この彼女がもともと心理カウンセラーで、うつの再発の時にカウンセリングを受け始めたんである。で、書かなくてもいいようなことをわざわざブログに書いて、わざわざ、彼女との関係をぶっ壊したんである。私の意識では「うっかり何してるんだろ?」だったけど、彼女の職業はカウンセラーなんである。私のしたことの意味が、わかりすぎるくらいわかったはずだ。

怖かったんだな!幸せが!

これが2012年のことだと思うので、言ってみりゃ結構最近だよな。

 

しかし、私が今回気になっている、

仕事が好調の件と、生活が好調の件については、こういう恐怖は感じてない。

でも、結果は似たようなことになってる。

だいじょうぶなんだろうか・・・・・・・。

たまたま、ってことにするのは不自然だ。

 

ああ、もう、嫌だ!!!!!!!!

 

この呪いをなんとかしないと!

 

逆に言えば、これがなんとかなれば、

「将来のことを考えるが怖い」

が消失するってことだ。やっぱりそうだ。

 

全部がこれじゃないか。

何をプログラミングされたんだよ。

これのせいで失ってしまったものが多すぎる・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ここまで書いて公開ボタンを押し忘れていて、

ちょっと寝っ転がって休んでたら、

ものすごい怒りが湧いてきた。

冗談じゃない!何してくれてるんだ!!!!!!

「怒りが湧いたら何か壊したでもいい」
と言われていたことを思い出した。

食器を2個ほどぶち割って来ました。

ちょっとは解消したかも。
すごい音がしたもんで、
1階から母の声、

「どうしたの?」

「大丈夫」

だいじょうぶじゃねえよ!お前のせいだよ!!!!!!

 

猫がなんとか戻ってきたので、
階段のところに子猫侵入防止のバリケードを作った。
猫のためにやったことだけど、
私にとってもとても都合がいい。

やっぱりこの猫、食って寝てるだけに見えて、私を守る役割を担っています 笑
Aちゃんありがとうね!
でも、やっぱり食って寝てるだけ 笑