生きる

10年以上患ったうつ病が寛解してなんとか生きてます

相変わらず母がめんどくさい

幸い、いい感じに元気である。

そして、なんだか古くて新しい問題が湧き上がる。

最悪の展開を想像するなら自信があるとは言えないけれど、

大丈夫だと思う。

こういうとき、タイミングの妙を思う。

もしこれが、2ヶ月前なら、無理・・・って思っただろう。

「天は乗り越えられる試練しか与えない」とかそういうたぐいのことが真理のように思える。

 

予期せぬちょっとした問題が起こり、

母と口論しやすい状況に再突入、である。

もうほんとうに、こんなの、どってことない。

もう、わかってるから。

私はいつも間違ってなんかいなかったんだから、

「もしかしたら何か間違ってるのかもしれない?」

なんつーモヤモヤは全く不要なんだよ。

 

多くの人は、私ほど真剣に自分と向き合っちゃいないのだ。

真面目に考えちゃいないのだ。

習慣で反応しているだけで、それが絶対的に正しいことだと思ってる。

そして、ただ「異なる」だけのことを「間違いだ」と思い込んで反応する。

私が反論するのは考え方が異なるからだ。

異なる考え方を口にしただけで、別に相手の人格そのものを否定するつもりなんか無いのだけど、わからんのらしい。

そんな奴らと話なんかできるわけがない。

「これ以上話しても無駄だからやめよう」と打ち切るのが最善の選択だ。

もうこっちは散々受け止めて来て、もうこれ以上は理解不能ってところまで考え尽くしたのだ。

相手はそんな作業はしちゃいない。聞く耳も持たずにただ私が「異」であることに怒っているだけだ。そんな無意味で非生産的な怒りをわざわざ聞く必要なんかないのだ。そもそも、腹が立って聞いちゃいられないので、もはや私のほうが口が立つわけなので、うっかり、徹底的に打ちのめしてしまいかねない。それを抑える自信はまだ無い。ので、打ち切るのが最善だ。

 

彼女がめんどくさいことを言うたびに、

「あーこれをまともに聞いていたから私はあんなに苦しんだんだよな」

と思うので、

防衛スイッチが瞬時に入るようになっている。

声が大きくなるし、物言いがキツくなってしまう。

悪いとは思うけど、

相手が(無意識だが)刃物持ってんのに、丸腰でいられるほど強くないし。

全てを聞き流して自分の言いたいことは言わないでおく、なんて、できません!

私が”でも自分はこう思う”と言った途端に攻撃が来るのだ。

「なんでそういうキツイ言い方しかできない!」

まあ、そうかもしれんけど、そうなるよ。

柔らかく言えと?

なんでこっちだけがそんな完璧な人間でいなきゃいかんのよ?

どうせ柔らかく言ったところで完全否定するくせによ。

こちらがたった一つの言葉を「これを言っちゃいけない」と呑み込む間に、

あなたのほうは自分がどれだけの攻撃をしているかってこと、まったくわかっちゃいない。

いつ爆弾が落ちるかわからん相手に余裕で対処できるほど人間ができちゃいないし、別にそこまで偉くなる必要もないわ。

「これ以上話してもただ喧嘩になるだけだからもうやめる」

それしかない。

それでも追いかけてくるけどな・・・・・・どんだけパワーあんだよ。。。。

その手には乗らない。

「これ以上話しても無駄」

「そんな人間とは一緒に住めない」

「なんで?こういうめんどくさい話をしなきゃいいだけじゃん。住めるよ別に。」

だいたいこれで終わることができる。捨て台詞吐いていなくなる。

私もここに住めないとなると困るわけだが、

今や向こうもお年寄りなわけで、私がいないと困る状況。

やっと、対等である。

利害関係が一致しちゃったんだからもう、それなりにやるしかない。

それなり、で、別に日常ふつーに回っているのに、わざわざ争う意味ないじゃん。

でも、わざわざ争いたいらしい。

もう完全に、いつまでも自分の子供の成長が許せない可愛そうな老いた親じゃん。。。。

私のここ5~6年の変化に全く気づいちゃいない。

いや、気づいているからこそ腹が立つのかもしれないし。

しらんわ。

もうそんなことを考えてあげるのもやめたから。

あなたたちの問題は私の問題じゃないから。

自分で考えない人の分まで、頼まれてもいないのに考えてあげるのはやめた。

自分で考えろよ。どうせわからんだろうけど。

私はひとつひとつの物事に対処するだけだ。

間違いに気づいたらその時直せばいい。

取り返しがつかない間違いをしてしまったなら仕方ない。そこからまた始めるしか無い。

自分が正しいのか間違ってるのかなんて考えるのは、もう、ただの時間の無駄だ。

私はもう、それをしていいのだ。
ほんとうに真面目に考え尽くして来たんだから。

 

で、

だ。
つまりは私の娘が何やらあったようだが、
彼女は私には少しは経緯を話したけど、全ては言わない。

娘はもともと父親のいるほうが家で、こちらへはたまに泊まりに来るくらい。
それが突然暗い顔して現れてなんか泣いてて、今日で一週間ほどダラダラしている。

仕事とか大丈夫なのかなとか思うけど、言いたくないのらしい。

まあ、でも、もともと根が真面目なやつなので、なんか理由があるのだろうし、

なんか、自分で格闘してるんだろうし、とにかくかなりいっぱいいっぱいなのらしいし、

それで、なんか向こうの家が居心地が悪いのかなんなのかしらんが、

こっちへ来たということは、こっちのほうが気が休まるってことだろうし、

そういう居場所であれたことは良かったと思う。

今の時点ではそれで十分だと思うし、

それ以外に何ができると?
まあ、無いとは思うけど、こっちにずっと居たいとかいう事になった場合は、この家の状況から言って難しい。

そんなことで、父も母もモヤモヤしているようなのだが、まあ、それはまあそうだろうよ。

に、してもだ。

彼女が話をしたがらないことを「話したくないものしょーがない、無理に話をさせるのは違うだろ?」と、私はそういう感じなのだが、

これが母は気に入らないらしい。

もうさー、うんざりなんだよそういうの。
「心配だ」って言う。

なんだかいかにも愛があるように言うけどさ、

若い子にとって、これが一番ウザいってのはよくわかる。

親だとかましてや祖母なんて、関係ねえの!

「話してくれないとわからないから何でも話してね」とか母が娘に勝手にダラダラ話してるんだからほんと呆れる。

もちろん娘は一応、気は使って不機嫌な態度を取ったりはしていなかったようだが、

(見ていないので知らんけど、漏れ聞こえただけだから)

一言も喋ってなかった様子。ガン無視・・・当然だわ。

 

なんかさー、傲慢なんだよな。

自分に話してくれさえすればなんとかしてあげられると思ってるってことが。

思い上がりだよ、完全に。

悩みなんてもんは最終的に一人で解決するものだ。

話し相手は、最も信頼できると思える相手で、話すことで自分の頭を整理する。

当然、最優先順位は仲の良い友達だ。

そんなもん、当たり前のことだろ。

大人ができるのは、そこが安心して要られる場所であるようにしてあげることくらいだ。

 

ここに来るのにだって、来ていいものかどうか迷ったかもしれないし。

だから、母が「いつでも来ていいのよ」って言ったときは、彼女、泣いていたじゃないか。嬉しかったと思うよ、ああいうのは。

それで、十分じゃないか。

 

なんなんだ、何も話さないから心配、って。

小学生じゃないんだから。

小学生なら、母親とかがまだ一番だったりもする。

大人でなければ解決できないような問題に巻き込まれることもある。

23歳、まだまだ、子供っぽいところだってあるけれど、

それなりに必死で色々考えているのだ。

なんで信用してあげられないんだろう?

たとえ間違った答えを出したとしても、彼女が出した答えが彼女の答えだ。

間違ったらまたやり直せばいい。それができるのが若さじゃないか。

そして、どう見たって、大丈夫じゃん、あの娘は。

繊細すぎるし自己主張が強すぎるし真面目すぎるけど、

それは彼女の個性だし、

自分で思っているよりも強いし、頭もいいし、大丈夫じゃないわけがない。

たぶん、今は、自信が持てないかもしれないけど、

怖くても先に進むしか無いことくらい言われなくてもわかっているだろう。

そういう娘だ。

しらんけど。私はそう感じている。見当違いなら申し訳ないけど、でも、しょうがない、私はそう感じてるんだもん。

私が見当違いのバカ親でしかないのだとしたら、それもまた彼女の宿命。

 

「話してくれなきゃわからない」

アホか。

「話さなくてもわかってくれている」と思える人にしか、人は心なんか開かない。

 

もしかしたら、大人であれば簡単に解決できるようなところで躓いているのかもしれないけど、それも「大人に相談しよう」と彼女が思った場合にだけ力になれる。

大人には話したくないのなら、わざわざ回り道な方向を選んで失敗したって、それもいいじゃん。簡単に出た答えよりも、苦しんで出した答えのほうがずっと価値がある。

 

大人になると、「あの時ああしておけばよかった」という思いが積み重なっていくのらしい。(私は大人だけどあんまりそういう発想をしないほう)

で、若い人を助けてあげられるとか思うらしい。

ほんと、傲慢だよね。余計なお世話だよ。マジで。

若い人間使って自分の人生の追体験の成功版をシミュレーションするのが楽しいだけだったりしてるだろが。ほんとウザい。

 

時々私もそんな雰囲気のことを言いそうになって、「あ、これ、違うな」ってやめるけど。それは単なる私の体験であって、似たようなことでも、彼女には彼女なりの受け止め方があって当然だ。今の私から見て「違う」と思っても、それが正解かどうかなんてわからない。だってそれは私の話だもん。彼女の話じゃないもん。

 

結局さ、なんだかわからんものがわからんままでいることが気持ちが悪いだけなのよ、奴らは。

で、その、自分の抱えた気持ち悪さをなんとかしたいだけなのよ。

本人の気持ちなんか考えちゃいないのよ。

それを、愛情があるから心配している、だから話してくれ、って・・・・なんなんだよそれ?単に自分のもやもやを解消するのが目的じゃんか。

 

そういう思いがあるもんで、つい、喧嘩腰になっちゃうんである。

なんでそれがただの迷惑で彼女にとって負担でしか無いってことがわかんねーの?ほんと、何も考えないで生きてる人って気楽でいいよね!なんでも善意から行動してるつもりでいるんだからさ。

しまいにゃ「私はあなたのことをこんなに思って色々しているのにそれに対して何もしてくれない」ってキレはじめるんだからさ。

答えはひとつだ。「頼んでねーよ」

 

もう、あいつらの頭の中ではいろいろな妄想が膨らんでいるらしい。最悪の場合の想定にはいつだって余念がない。

そのアナタの心配の醸し出す不穏なエネルギーが人を消耗させるんですけどね・・・・。

まだな~~~~~んにも起こってないのに。バカみたい。

「何かあってからでは遅い」

なにもねーし。何か起こるとしたら、起こったときにしか対処できないし、なんとかなるよ。なんであんなに傲慢なのにそんなに自信が無いんだろ。意味わからん。

 

でも、みんな私が悪いらしい。

甘やかして庇っているだけのようにしか見えないらしい。

違うから。

どうせわかるわけないから説明する気もないし。

「私はこれが最善だと思ってしているんだから。」としか言わない。

なんか、もう、それで、

向こうはただの怒りぶっつけモードに入るわけだが、

そんなもんにわざわざ付き合えるかよ。

 

「そこまで言うんなら出ていきなさい」

何度言われたんだ、これ?

本気でそう思っているのならまだしも、そうじゃないんだよな。

私が出ていけない立場だから最終兵器だとか思ってわざと言ってるだけなんだから。

意見が違うだけで最終兵器出すから。

意見が違うところから始まるものなら始まるんだ。

いきなり兵器出してくる奴に話すことなんか何もない。

私はあなたのせいで不愉快だ、だからあなたは間違っている

内容はそんだけだもん。

黙ってたらどんどん人格否定攻撃されるだけだもん。

攻撃しか出てこないもん。

ただの発散だもん。私、あなたのストレスのはけ口じゃないもん。

で、もう最近は自分の言ったことほぼ忘れるんだから。

バカバカしいったらない。

 

「それだけ偉そうな事言うんならこっちに迷惑かけないで全部自分でやりなさいよね!」

どうせ頼みもしないことを色々やるのを止められないくせに何を言ってるんだか。

なんかしらんけど、

「あんたなんか捨ててやる」って小さい子供を脅してるみたいな・・・・・。

結局さー、それなんだよな。

私の手の内にいなさい。そういうメッセージなわけよ。

だから、私が正しい事を言うと怒るんだよ。

 

もうバレてるから。それ。

 

そういうことやってたら絶対に幸せになんかなれないよ。

もう、そのまま人生が終わるんだね。

可愛そうだけど、私にしてあげられることは何もないよ。

 

別に、その部分では絶対に受け入れられないけど、

いいところも見習うべきところも尊敬するところも、色々あるよ。

だからもう、それでいい。

それ以上の家族らしい何かなんて、もう、要らないし。

もう、そのままでいいよ。

でも、私は、自分の意見は、言う。

もう、あんたなんか怖くないし。

 

もし私が人の親として決定的に間違っているのだとしたら、

別に親でなくていいし。

もし私が人間として決定的に間違っているのだとしたら、

別に人間でなくていいし。

ま、間違ってないけどな!