生きる

10年以上患ったうつ病が寛解してなんとか生きてます

憎しみが止まらない

何の理由もなく不安定になる、

どんなにがんばっても、心の奥底の不安を払拭できない。

自分は生まれつきそういう人間みたいだから、もうそれでいいや。

そういう自分のままで生きていこう。

そんな覚悟の中で再発したうつが寛解していった。

 

そうして数年、なんとかはなっていたけれど、

やはり無理があった。

そうして「自分の母親は毒親だ」っていう問題に

正面から向き合う必要があると思った。

「自分は生まれつき生きる気力がない」

そんなバカな、

これって、家庭環境から植え付けられたものだよね?

だとしたら、私はもっと元気になれるはずだよね?

と。

 

やはりすべての謎が「毒親」というキーワードで解けてしまうのである。

薄々気づいていたことなので、ショックとかは無いんだけど、

え?これもそれなの?え?あれもそこから来ていたの?

なんだよ私、やっぱりなんにも悪くないじゃん!

と、人生のストーリーが書き換えられていく。

ああ、私は大丈夫なんだ、という確信とともに、

「騙された!」という怒りと憎しみが、もう、止まらない。笑

 

相手は無意識にやっているんだろうが、

色々な伏線を張っているのである。

弱い人間が自分を守るために人を生贄にするやり方の巧妙さに驚く。

「人を憎む人間はろくなことにならない」

私は全然そんな話をしていないのに、何の脈絡もなく、

こういうことを何度と無く言われた記憶がある。

なんでそんな事言うんだろ?って思ってたけど。

私が誰かを憎むとしたらそれは母親だということを、彼女は知っていたのだ。

そして、そうなった時に私の心に罪悪感が起こるようにと、予め呪いをかけていたっていうことだ。

 

憎しみに心を奪われたままその先に進めなくなってしまうということだって普通にあることだけれど、怒ったり憎んだりする段階というのは必要な段階だ。

道半ばでもこれから先のことはわかる。

怒りや憎しみ→哀しみ→諦め→哀れみ→「そういうふうにしか生きられない人もいるよね。」人間の弱さを肯定することで、始めて赦しとなる。

許すために怒っているんである。何が悪い?邪魔するな!笑

 

弟の件でのダメージが、結構、来ている。

わかってはいても、弟にわかってもらえないのは、悲しい。

でも、弟は別に何も悪くないよね。

私は密室で殴られ続けたようなものだもん。

見ていないことを信じられないのは仕方ない。

「お互い様だよ、どっちも悪い」

やっぱり本当にそう思っていたんだなあ。

私、なんにも悪くないのに。

何万回もの攻撃に対してたった一つ返しただけなのに。

お互い様なんかじゃない。

 

相変わらず人生相談を聞き流している。

私はここまで純粋じゃないから、疑いながら騙され続けてたのだけども。

これ、怖い話だと思った。

私も言われてるよなあ「子供がいるから離婚しなかった」って。

人のせいにすんじゃねえよ!って途中で気づいたけどさ。

今は今はで、離れていく私に呪いをかけているよな。

「娘が全てを親のせいにするなんて、私はこんなに娘に尽くしたのに、なんて私は不幸なんだ。」

ふざけんな!って思ってますけど。笑

しっかし、最期の最期になってまで娘に呪いをかけて死んでいく母なんてのがいるんだ・・・・。 うちの母もやりかねないと思ったらゾッとした。 この人、ほんとうに電話してよかったな!

純粋な心は弱い人間の餌食にされる、よくあることだけど、 「神に愛された」 なるほどーーーー。間違いないわーーーーーー。

youtu.be

まあ、それにしても、この母親も、自分が騙し続けた娘から真摯に介護されることが怖かったんだろうなあ。娘の純粋さが怖かったんだろう。自分の醜さを突きつけられるわけだからね。感謝しながらも呪わずにはいられなかったんだろうなあ。そんな気持ち、わかりたくもないけどさっ!笑

純真って強いよなあ。攻撃のしようが無いもの。

私みたいに反抗的な方がむしろ付け入る隙きはいくらでもあるよね~~~。

 

私の母は潔癖症ではないけど、

母にしがみつくとか、そんなことできなかったな。

やっぱり、しちゃいけないことだったんだろうな。

父にしがみつくとかもあり得ないし。

一人で泣いて、そして、いつまでも泣いていると「泣くな!」と怒鳴られた。

 

問題のある子供の育て直しみたいな話で、

いい年をした子供を膝にのせたりして幼児期に得られなかったものを与える、

なんていう話があるけど、

私、この手の話にはゾッとしてしまうんだよね。

母にかわいがってもらうなんて、気持ち悪いっていうか、怖いっていうか・・・。

やめてえええええもう離しておねがいいいいーーーー!

って叫びそうだよ。

 

なので、弟の母へのハグが気持ち悪くてしょうがないのは、嫉妬とかじゃない。

弟の行為のことではなく、母の嬉しそうな様子が気持ち悪くてしょうがないのだ。

吐き気がするほど気味が悪い。

ああ、ほんとうに気味が悪い。笑